電気料金に含まれる燃料費調整額の
上限価格廃止について
日頃より、「建て得」をご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、「建て得でんき」につきまして、2023年1月分電気料金より、燃料費調整額の上限を廃止する事といたしました。それに伴い、当社電気需給約款第2条に基づく同約款の変更がございますことを、電気事業法等に基づきお知らせいたします。
弊社は「建て得」を通じ、発電した電気を0円でお使いいただく太陽光発電を備えたZEH ※のお住まいに安定した価格で電力供給を行うことにより、電気代の削減と快適なお住まいの両立を実現してまいりました。
お客様にお得な料金で電気をご利用いただけるよう、弊社は徹底した経費削減などに取り組むとともに、「建て得でんき」 では燃料費調整額の上限を設け、ご負担軽減を図ってまいりました。
しかしながら、昨年来の大幅な燃料価格上昇やウクライナ情勢にともなうLNG等の調達難による供給不安の影響も出始めており、電力調達価格の上昇が続いております。
こうしたなか、将来にわたる電力の安定供給のため、燃料費調整額の算定に用いる平均燃料価格の上限額を廃止し、資源価格の変動を適切に反映させていただくことといたしました。
株式会社LIXIL TEPCO スマートパートナーズでは、今後とも、お得で快適な住生活と安定的な電気のご利用に向け、企業努力を継続してまいる所存でございますので、何卒ご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
1. 変更の対象 建て得でんきをご利用のすべてのお客様
2. 変更の時期 2023年1月分の電気料金から※1
3. 変更の内容 燃料費調整額算定に用いる平均燃料価格の上限廃止
本件に伴う電気料金の値上げ影響(見通し)※2、約款の改訂等については、「建て得」 マイページや本ホームページにてご案内してまいります。
※1. 1月分の電気料金の算定期間は、上の図に示す12月の検針日から、2023年1月1日以降に到来する1月の検針日の前日までとし、当該算定期間においては、2022年12月31日以前についても、変更後の料金体系が適用されます。
※2. 1月分の燃料費調整単価は11月末頃地域電力会社のホームページにて公表になります。
※ZEH:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。創エネ、省エネ、断熱により家のエネルギー収支をゼロ以下にする住まい。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社LIXIL TEPCO スマートパートナーズ
本件に関する専用ダイヤル:0120-228-267
受付時間:全日9:00~17:00(年末年始を除く)
燃料費調整制度とは
火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭) の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて、 毎月自動的に電気料金を調整する制度です。
- ●火力発電に用いる燃料の3か月間の貿易統計価格にもとづき、各地域の電力会社が毎月、平均燃料価格を算定します。
- ●平均燃料価格と、各地域の電力会社が事前に定める基準燃料価格との差分をもとに燃料費調整単価を算定して電気料金に反映させます。
- ●建て得でんきでは、①基準燃料価格、②平均燃料価格 ③基準単価についてお住まいの地域電力会社の公表単価を適用、 同じ算定式で計算しております。
これまで① 「基準燃料価格」の1.5倍(東京電力エリア例では66,300円)を②「平均燃料価格」の上限額として算出した燃料費調整単価を上限単価として、それよりも上回る部分はご請求しておりませんでした。
今後2023年1月分の電気料金より、 ②「平均燃料価格」の上限を廃止し、燃料費調整額をご請求いたします。
なお、今後とも、燃料費が下降した場合には、計算式に則り、下降分を料金に反映します。
上限廃止の後も、マイナス調整(割引)額の算定方法は変わりません。
各地域電力会社の燃料費調整に
関わるWEBページ
- ●2023年1月分電気料金の燃料費調整単価は、2022年11月末に公表予定
- ●上限廃止に伴い、適用単価は、電気供給条件(低圧)等になります。
- ※特定小売供給約款の単価ではありません